お疲れ主婦のひとりごと@アメリカ

アメリカにいる普通の主婦です。

留学生だった私(1)

Twitterで留学時代の話を書いたらなかなか反響があったので、もっと詳しく書くことにした。あまり詳しく書くと身バレしてしまうかもしれないので、どこまで詳しく書けるかな?

 

私は元々英語が好きだったので、私立の英文科と専門系大学を受験した。専門系大学が当時は難関大学と言われ、倍率も高かった。運よく専門系大学に合格したので、受かっていた英文科をやめてそっちに行くことにした。大学在学中は専門系の勉強をしていたがやはり英語は好きで、この大学を卒業して英語とは縁のないだろうこの業界で仕事をして行く前にずっと前から憧れだった語学留学をしてみたかった。当時自営の両親もバブルで景気がよかったので、頼み込んで語学留学をさせてもらうことになった。大学3年生が終わり、1年休学してアメリカに留学することにした。

 

選んだのは比較的日本人留学生が少なめのアメリカでは大きい方の都市。日本は景気がよかったので、とにかく日本人留学生が多かった。少ないとは言われていても私の学校でも結構日本人留学生がいた。

 

そこは大学付属の語学学校(ESL)で、希望すれば大学寮に入れ、アメリカ人のルームメイトにしてくれる。ルームメイトと合わなくて部屋を変えたり、結局個室にしたり、寮の食事や生活が合わなくてアパートに引っ越したりする留学生もいたが、私はラッキーなことに、ルームメイトととても仲が良くなった。ルームメイトについてはまた後で登場することになる。

 

日本はバブルだったので、日本人留学生も裕福な人が多かった。私は庶民なので、親のかけなしのお金を出してもらって来ていたので、目的である英語力を向上させたかった。英語を勉強しに来ているのに日本人と一緒にいるのは意味がないと、飲み会や遊ぶのを誘われるのを断り続けていると、そのうち誘われなくなった。新しく来た日本人は飲み会やパーティーに誘われると、必ず行くものと言う暗黙の了解を私は知らなかった。

 

そして日本人から無視され始めた。そのうち仲間はずれにされた。あいつは日本人のくせに日本人とつきあわない差別者だ、いい気になってる、と陰口を叩かれ始めた。こんな私でも仲良くしてくれる日本人は2人くらいいて、その友達が日本人グループで愛想もよく飲み会とかの幹事をやっているAが私の悪口を広めていると教えてくれた。最初の数回は食事会や飲み会に行っていたのだが、誘って来たのがAだった。

 

割といた日本人留学生から無視され仲間はずれにされるのは悲しかったが、別に日本人とつるむために留学したわけじゃないので、すぐに開きなおり、意図しなかったが日本人と殆ど関わらない留学生活を送ることになった。